サトウ食品

工場へ行こうLet’s go to the Satosyokuhin Factory

ごはんやおもちはどの様に加工されているか見学してみましょう

工場見学

1原材料調達

原料米

日本で生産されているお米は、世界の中でも品質においてはトップクラス。また、日本人は甘みが強く粘りがある日本のお米を好んで食べます。
「サトウのごはん」は、すべて日本各地で収穫された国内産の水稲米を厳選して使用しています。

2製造

精米

農家で収穫された稲は脱穀、籾摺り、精米という工程を経て、みなさんが家庭で目にする白米となります。サトウ食品では白米の一歩手前の玄米を自社で精米して白米として使用しています。
精米とは玄米の周りにあるヌカ層をお米同士の摩擦によって取り除く工程ですが、お米のうま味がそこなわれないように、精米するお米の品種によってヌカ層を適切な分だけ取り除けるよう、管理を行っています。

選別

精米された白米は、いくつもの選別機(異物除去装置)を通って、石や籾くず等の異物を除去します。また、白米の中には成長不良等のために色がついてしまうお米もまじっていますが、サトウ食品ではさらに高性能の選別機を導入して白米1粒1粒を検査して不良米を取り除いています。

洗米

精米された白米を自社開発した洗米機によって水洗いします。いわゆる家庭でご飯を炊く前に行う「お米をとぐ」工程です。お米の表面に残っているヌカを一気に洗い流すことで、香りのよいごはんに炊きあげます。

浸漬

洗米した白米をタンクの中で水にじっくりと浸漬させます。浸漬する時間をたっぷりととることでお米の内部まで十分に吸水されて、炊飯された時に中までふっくらと炊き上がります。ご家庭の炊飯器で炊飯するときも、スイッチを入れる前に1時間程度浸漬するとおいしく炊きあがります。

計量

自社開発した計量装置にて浸漬米を1食分ずつ計りとります。
「サトウのごはん」は大釜で炊いたものを小分けにするのではなく、1食ずつ丁寧に炊き上げることで、すべてのごはんを均一に炊き上げることにこだわっています。

釜充填

殺菌処理を行ったお米を炊飯する釜に移し、さらに水を充填します。釜は炊飯時の熱が効率よく内部に伝わるように素材を厳選しました。水はお米の品種毎に最も適した炊き水の量を調整して充填します。

炊飯

お米と水を充填した釜を約50mある炊飯機の中を通過させ、加熱してごはんを炊きます。家庭の炊飯器でいえば炊飯のスイッチを入れてから、炊きあがるまでの工程です。
「はじめチョロチョロなかパッパ」と「ガス直火炊き」という日本古来からの炊飯方法で約40分かけてじっくりと炊きあげますので、お米一粒一粒の内部までふっくらとしたごはんになります。さらに、お米の品種毎に最も適している炊飯温度を調節して炊飯しています。

はじめチョロチョロなかパッパ製法
■ はじめチョロチョロ

ゆっくりと温度を上げると、でんぷんを分解する酵素の働きが活発な温度帯を長く通るため、でんぷんが糖に分解されやすく、甘みのあるごはんとなります。また、急激に温度をあげると、お米の外側ばかりが柔らかくなってしまい、それによって内部まで熱が伝わらないために、中心が硬めのごはんなってしまします。

■ なかパッパ

強火で十分に熱をかけて米の内部までしっかり炊き上げます。また、炊き水とお米から溶出したデンプンの混ざった高粘度の炊飯液は激しく対流することで、お米全体と絡み合って甘みを持ちます。火力が足りないと、やはりお米の中心まで柔らかくならず、炊飯液もごはん全体にゆきわたりません。

■ 赤子ないても蓋とるな

余分な水分が飛散し、炊飯液がごはんに吸着します。また、余熱効果でごはん内部まで均一に柔らかくする仕上げを行っています。この時に温度が下がると結露してべちゃついたごはんになったり、またムラのあるごはんになってしまいます。

【ガス直火炊き】

厚釜直火炊きで熱が釜の内部までしっかりと伝わりますので、お米の甘みと粘りが引き出されます。

蒸らし

余分な水分を飛ばし、余熱効果でお米内部・ごはん全体まで均一に柔らかくする仕上げを行っています。

容器充填

容器をクリーンルーム内で成形して、炊きあがったごはんを容器に移します。

窒素置換包装

容器内の空気(酸素)を窒素に置換してからシールします。酸素が残っていると時間とともにごはんが酸化して香りや風味が落ちてしまう為です。また当社で使用している容器は外側(外気)からの酸素を通さず、さらに内側の酸素を吸収するため、わずかに残っている酸素も取り除いてしまいます。

トリミング

連なっている容器からパックをひとつずつに切り離します。

3検査・梱包

シール不良・ピンホール検出

容器内に含まれている空気の圧力変動を測定して、ごはんが間違いなくシールされているか、傷などがないかを検査する工程です。針の穴ほどの傷があっても不良品として排出されます。「サトウのごはん」はすべての製品についてこの検査を行い、製品の安全を確認しています。

アキュームレーター

できあがった商品は熱いため、アキュームレーターで放冷を行って容器や段ボールの変形を防ぎます。

箱詰め

冷やされた商品は、段ボールに自動で詰められ、ロボットでパレットに積まれます。段ボールの組み立ても含めてすべて自動で行われています。

4最終検査・出荷

出荷

製品は再度さまざまな検査がなされ、安全が保証された商品が全国各地へ出荷されます。

1原材料調達

原料米

日本で生産されているお米は、世界の中でも品質においてはトップクラス。また、日本人は甘みが強く粘りがある日本のお米を好んで食べます。
「サトウの切り餅」は、すべて日本各地で収穫された国内産の水稲米を厳選して使用しています。

2製造

精米

農家で収穫された稲は脱穀、籾摺り、精米という工程を経て、みなさんが家庭で目にする白米となります。サトウ食品では白米の一歩手前の玄米を自社で精米して白米として使用しています。
精米とは玄米の周りにあるヌカ層をお米同士の摩擦によって取り除く工程ですが、お米のうま味がそこなわれないように、精米するお米の品種によってヌカ層を適切な分だけ取り除けるよう、管理を行っています。

 

 

選別

精米された白米は、いくつもの選別機(異物除去装置)を通って、石や籾くず等の異物を除去します。また、白米の中には成長不良等のために色がついてしまうお米もまじっていますが、サトウ食品ではさらに高性能の選別機を導入して白米1粒1粒を検査して不良米を取り除いています。

洗米

精米された白米を洗米機によって水洗いします。いわゆる家庭でご飯を炊く前に行う「お米をとぐ」工程です。お米の表面に残っているヌカを一気に洗い流すことで、香りのよいお餅にしあがります。

浸漬

洗米した白米をタンクの中で水にじっくりと浸漬させます。浸漬する時間をたっぷりととることでお米の内部まで十分に水が吸水されて、舌触りのよいお餅に仕上がります。

水切り

たっぷりと水を含ませたお米をタンクから出し、水をしっかりと切ります。水をしっかりと切ることによって、煮溶けない、コシのあるお餅に仕上げます。

蒸米

吸水させたお米を30分~40分かけて蒸気で蒸します。蒸気で蒸しあがったお米がおこわです。お餅の一歩手前の状態です。

半練り

餅搗きを行う前に軽くおこわを練って、まとまりをもたせます。

餅搗き

軽く練ったおこわを杵で搗きます。お餅を搗く方法には「杵搗き」「ミキサー」「練り機」といった製法がありますが、杵搗きはお餅のでんぷんがよく絡み合い、コシのある餅に仕上がります。「ミキサー」や「練り機」といった製法は、気泡を抱き込んだり、よくでんぷんが絡み合わないためにコシのないお餅になりやすいのです。また、餅つき機は搗きムラができないような工夫がされています。

充填・圧延

搗きあがったお餅を大きな型枠に載せます。さらに上から板状のシートを載せてプレスし、型枠の中に延ばします。

急速冷却

お餅を冷却板の間に挟み、できるだけ急速に冷やします。急速に冷やすことで水分がでんぷんの間にとりこまれることで、つきたての伸びとこしが保たれます。
薄い型枠になっているのは、できるだけ急速に冷やせるようにするためなのです。

冷却固化

急速に冷やしたお餅をそのまま冷蔵庫で冷やして固めます。しっかり固まるまでは2~3日は冷蔵庫にねかせておきます。

型枠抜き

餅が固まったら、枠から餅を取り出します。

スリット挿入・切断

大きな板状となっている餅を1個1個に個別切りします。

お餅の上下面に十字のスリットを挿入します。

  1. 簡単に手で割ることができ、いろいろな餅料理に使いやすく、
  2. 食べる時に、スリットの部分からお餅が切れやすなるなどの効果があります。

3包装・梱包

個包装

お餅を包むフィルムは水分や酸素の透過性をテストして最も適したものを選択しております。包装機ではお餅を1列に整列させて、1分間に120個の早さで包装できます。

外装包装

個包装されたお餅をさらに大袋に詰めます。コンピューターで、たくさんのお餅の中から合計の重さがぴったりになるように瞬時に計算して大袋に詰めます。ながもちフィルム(個包装フィルム)は外気を遮断し、個包装内の酸素を吸収することによって、おいしいお餅の風味や香りを維持しています。

箱詰め

商品を段ボールに入れます。

4最終検査・出荷

出荷

製品は再度さまざまな検査がなされ、安全が保証された商品が全国各地へ出荷されます。